チャンピックスを使った禁煙体験談

私は喫煙者でした。「でした」と書いているのは、ふとしたきっかけで2016年に禁煙を決意し、それから喫煙をしないで生活を過ごせています。

喫煙中心だった生活

今まで何度か禁煙を試みたこともありました。禁煙セラピーを読み、ニコレットを使ったこともありました。しかし、しばらく時が経つと喫煙者に戻っている。何度チャレンジしても結局戻ってしまう自分に嫌気を指し挫折感を味わいます。こんなことを思うのなら、禁煙したいと思う気持ちを抑えようと、そんな考え方にもなっていました。そんな中、iQOSの登場です。ニオイもタールも気にならない優れもの。これは買いだ!私の喫煙がよりはかどる!!(品薄のため、結局購入せず)

コーヒー飲みたい。でもスタバは喫煙できないから見送り。タバコを吸いたいからお昼ご飯が早食いになる。常に喉が乾いているから、水分補給ペースが早い。無意識にタバコ中心の生活になっていましたが、それが日常であり不便に感じることはありません。当時不便と感じたのは、喫煙できるスペースが少なかったことでしょうか。田舎と比べたら東京で喫煙できるスペースが厳格に区別されています。

喫煙スペースは、迷惑行為発生源、コストの無駄だけど、きっとえらい人が喫煙者だから仕方なくある、のような扱いを受けるときもありますが、喫煙者にしてみれば東京砂漠にあるオアシス(生命線)だったりするわけです。おかげで、主要ターミナル駅の喫煙スポットが頭の中に入っております。

東京にある喫煙スペースをオアシスと呼ぶぐらいの喫煙者でしたが、決してヘビースモーカーでも、チェーンスモーカーではありません。1日1箱は吸わない程度の喫煙者でしたが、それでも、ここまで考えてしまうわけです。もしかしたら嫌煙者も、道を避けるために把握されているかもしれません。嫌煙者にしてみたらオアシスではなく、ドラクエの毒の沼地のようなものですからね。。

禁煙のキッカケは人それぞれ

さて、禁煙開始です。禁煙をしようとするトリガーは人それぞれなので、大切な人に禁煙をさせようと考えている人は、健康面、金銭面、他人からの見え方、息子娘などいろんなアプローチをされると良いでしょう。ちなみに私は、ストレス発散のために今まで自転車だったのをランニングに切り替えようと考えた際に、喫煙していると満足に運動できないというのがトリガーとなりました。喫煙よりも運動が優先順位上位にくるなんて、10年前の自分では全く考えられません。

禁煙方法ですが、禁煙外来を使用することにしました。病院で診察を受ける、つまり禁煙したいのにできないのは病気の状態なんですね。ちなみに、禁煙外来は条件が合えば保険適用となります。保険外来は定期的に診察や検査(肺に含まれる一酸化炭素量の測定)などをし、禁煙用の薬が処方されます。この処方される薬がチャンピックスというもので、禁煙外来を受けた方は1度はお目にかかっているのではないでしょうか。

チャンピックスを飲むとタバコがヒドく不味く感じる

チャンピックスは段階的に飲み方が変わっていきます。最初は喫煙しながら薬を飲み、薬の量を増やしタバコを止め、1~2か月飲み続けるというのが一連の飲み方です。チャンピックスを飲みながらの喫煙で私が感じたのは、「なんで私はタバコなんて吸っているんだろう」という感想です。タバコの味が全くしなく、むしろ、吸い始めに感じた不味いという感覚です。喫煙習慣は残っているものの、いざ喫煙するといつもガッカリしていました。そのガッカリ具合がさらに強くなり、禁煙開始期間からスムーズに移行することができました。

喫煙したい衝動とは一生のお付き合い!?

本来チャンピックスを飲む期間が終わると、禁煙しているという考えがなくなります。そして、喫煙していないのが当たり前となります。しかし、ふとした瞬間で喫煙したくなる衝動が生まれます。この衝動のトリガーは人それぞれで、お酒を飲んでいる、ストレスが溜まっている、一戦交えたあと、、など、その人にとって喫煙と密接になっていたシーンを思い出すと吸いたくなります(もちろん、個人差がありますよ!)。ここで手を出してしまったら最後、またしても喫煙習慣が再開されます。過ちを繰り返す自分にげんなりです。

そんなふとしたきっかけで何度か喫煙者に逆戻りしていた私は、2016年秋ごろにまたしても禁煙することを決めました。NHK Eテレの ねほりんぱほりんの元麻薬常習者の回を見たのがきっかけです。エピソードの中で、「初めて手を出したときが人生で一番最高の瞬間になり、それが頭から離れない」「使いたいと思う衝動は今も生まれる。」といったニュアンスのエピソードが語られます。麻薬とは違うものの、依存性や中毒性もっている物同士、このエピソードは禁煙中のあるあるとしてとても共感できました。人間やめますか?と言われるぐらい、麻薬はタバコに比べて依存性や中毒性が段違いに高いと言われています。なので、今回の禁煙期間中では「タバコを吸いたくなるのは当たり前の衝動」と開き直るようになりました。衝動を無くすことではなく、衝動が起きたときにどうやって回避すれば良いかを考え行動するようにしました。私の場合は、ねほりんぱほりんのエピソードを思い出していたら、踏みとどまれるようになっていました。それを繰り返しているうちに、徐々に喫煙したい衝動は減っています。ただ、ふとした瞬間、過去の喫煙シーンに強烈に結びついたことが起きた際に衝動にかられるんだろうなと思います。折り合いをつけて、一生付き合っていくのでしょうね。

喫煙しない、運動生活が日常に

禁煙してから、今では週4のランニングと週1のサウナという、意識高いおじさんまっしぐらな生活が送れています。ちなみに「禁煙すると太る説」に関しては、運動強度を上がったことにより体脂肪は落ちたが筋力の影響で体重も増えたという結果となっております。禁煙開始と運動開始の時期が重なった結果、体重がプラス10kgとなっております。ただ、これは筋力によるものですし、健康的にはいいことではと自分に言い聞かせつつ、おいしい白米が止まりません。

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