一般人が行ける日本最北端に一人旅(稚内周辺)

パスポート無しで行ける端っこ、日本でも人があまりいない場所を目指し、旅の大半が移動という弾丸旅行記です。今回は2013年9月上旬に1泊2日で行った稚内についての旅行記です。自分が一人旅をするようになったデビュー旅です。

私は仕事柄、1日の半分以上パソコンに向かって仕事をしており、長期休暇もろくに取らないで仕事漬けの毎日でした。そんな中、ふつふつと遠くに行きたい願望が湧き上がり、休暇シーズンが少しすぎた9月上旬、突発的に休暇申請をしました。学生時代から旅とは無縁だった私は、水曜どうでしょうのような目的地を目指してとにかく移動するスタイルの旅に憧れがあり、グルメや◯◯体験のようなことは二の次となっています。

稚内の旅のゴールを宗谷岬に設定

今回は日本最北端の碑がある宗谷岬を目的地としました。宿だけ事前に確保しておき、他の目的地は現地に着いてから考える現地調達としました。というのも、札幌や函館以外に北海道には行ったことがなく、ましてや最北端となるとどんなところなのかも皆目検討つかないというのが本音でした。また、1泊2日しかないため、時間的に行けるところも限られており、宗谷岬に行ければ満足ぐらいの心意気でいました。なんたって、近くに見えて移動距離がすごくあると聞きますしね。

いざ稚内空港へ

最短で宗谷岬を目指すため、電車や観光バスで旅情を楽しむ余裕もなく、飛行機で稚内空港に行き、そこからレンタカーで移動するプランにしました。ちなみに、稚内の旅をして気づきましたが、札幌以外の北海道旅行ではレンタカー使用の方が、旅の楽しさがぐっと広がるということ。冬場は厳しいですけど、夏場であれば車も少なく道路も広い、これほど運転しやすい環境はないです。だから、北海道ではハイシーズンのレンタカー料金が高いんでしょうけど。

稚内空港に就航している飛行機は、2016年11月時点で全日空による羽田〜稚内間1日1往復(約2時間)と千歳〜稚内間が1日2往復(約1時間)となっています。私は羽田から直行で行けましたが、東京圏以外の人は羽田か千歳での乗り換えが必要となります。新宿から品川へ山手線で行き、品川から羽田空港へ京急で移動をして出発1時間前に到着。預ける荷物もないためサクッとチェックイン、保安検査場を通過した結果、出発まで待ち時間が結構余りました。稚内情報は仕入れてないのに、羽田空港の情報は仕入れていた私は、羽田第二ターミナル保安検査エリア内のラウンジでゴロゴロして待ちました。主要クレジットカードであれば無料で使用できるラウンジが羽田空港にはいくつかあり、この時は第二ダーミナル4Fにあるエアポートラウンジで待機してました。ソフトドリンク飲み放題で分煙式となっています。

9月上旬の稚内は東京の10月ぐらいの気候

稚内空港
稚内空港に到着。天気が良い日中ということもあり半袖でちょうど良い気候でした。東京だと9月上旬は残暑でヒィーヒィー言ってる気候なので、この過ごしやすさだけでも来た価値があるってもんです。空港でお出迎えのレンタカーのワゴン車に乗ってレンタカー屋さんに移動。渋滞とかしますか?って聞いたところ、渋滞はないですけど動物の飛び出しはよくありますとのご回答。このときはポカンとしてましたが、2014年の旅で、動物飛び出しを嫌というほど味わうことに(笑)。レンタカーを借りて走ること2分、ついこの間まで、自分が稚内に旅行に訪れることなんて考えてなかっただけに、我に返ってなぜか笑いが止まらないという不思議な体験をする。決して変なものを食べたわけじゃないけど、これも一人旅だから起きることだよねと自分に言い聞かせる。。なお、稚内空港から宗谷岬への道に出て、渋滞とは無縁の土地というのはすぐにわかりました。車全然走ってないー

近くて遠い宗谷岬

同じ稚内市内にも関わらず、早くもナビは目的地まで40分を示しています。似たような景色の中、走っても走っても目的地に到着しません。ところで北海道の法定速度って何キロなんでしょうかねというくらい、現地の人は飛ばします。こちらは現地運転が初めてということもあり勝手がわからず、どんどん追い抜いてもらう運転でした。こうやって地図で見ると近いんですけどね。
稚内周辺マップ

そんなこんなで宗谷岬に到着。観光バス御一行様と重なったため、撮影スポットがなかなか空かない。公園に移動すると、戦争を連想させるモニュメントがちらほら。東京にいると第二次世界大戦時の北海道関連話はそこまでクローズアップされないのですが、こういう悲しい歴史を知るのも大事です。こんなことは二度と起こしちゃいかんです。一方、樺太ってどんな場所なのかも気になるところで、いつか行ってみたい場所として覚えておこうと思います。もう一度、最北端の碑に戻ってきたところ、続々と観光客の人がやってくるのこともあり撮影を諦めて違うスポットに移動することにしました。
宗谷岬の気温

宗谷岬

モニュメント

ドライブコースでオロロンラインを超える場所は無いと思う

現地調達で得た地図をもとに、サロベツ原野経由のノシャップ岬を目的地に設定。238号線を宗谷岬から稚内市街方面に戻り40号線をサロベツ原野方面へ南下。サロベツ原野らしきところに到着。だだった広い!人が全然いない!感動しつつ日が出ているうちにノシャップ岬に移動しなければならなかったので、即車移動。日本海側まで出て今度は北上です。海岸線は空港から宗谷岬までの風景と同じなんて思ってましたがたオロロンラインラインは全く違いました。時間に迫られ運転で忙しかったので全然写真撮れませんでしたが、、

なんだこの日本離れした風景は!(停車して撮ってます)

オロロンライン

オロロンライン

他はグーグル先生の検索結果をご覧ください。

オロロンラインとは石狩市から天塩町あたりまでを指すことが多いみたいなので、厳密にはオロロンラインと呼ぶエリアではないかもしれませんが、この日本海側の海岸線は絶景です。なんて例えて良いのか難しいのですが、見渡す限り幾何学的な線が全くないのですよ。ただ、地平線なり水平線なり視覚上には直線があるわけで、なんだか不思議な空間でした。右手に風車が出てくるわ、左手に島が見えてくるわ、、行ったことないけど、ロシアとか北欧とかの人が少ない海岸線はこんな感じなんだろうなってのを勝手に感じました。いつか石狩から北上したいです。

夕暮れどきのノシャップ岬が味わい深い

ノシャップ岬
こちらの岬も味わい深いです。夕日の美しい景勝地として知られており、どんぴしゃの時間で到着しました。写真撮ったあと、電気グルーヴのNothing’s Gonna ChangeのMVみたいな人影になってびっくりしたのですが、夕日もさることながらシチュエーションがステキでした。なかなかじっくり夕日を味わうことがなかっただけに、しんみりしちゃいましたよ。カップルもちらほらいたので、そういう場所なんですよねきっと(自分に言い聞かせる)。宗谷岬と同じように、ノシャップ岬近くの高台にある公園もこのように第二次世界大戦の悲しい歴史が刻まれたモニュメントがあります。悲劇以外の何物でもないですね。

モニュメント

モニュメント

モニュメントも見終わりホテルに移動。稚内の宿はANA系列のホテルに宿泊。ホテルの近くに北防波堤ドームという稚内の有名スポットがあるのでそちらも見学。でかい!車だったのでざっと見てホテルにチェックイン。トヨタレンタリースさんの地図によると、稚内に温泉があるとのことで、ひとっ風呂はそちらを利用。最北端の温泉稚内温泉童夢でございます。昼間で天気が良ければ利尻富士を眺めることができる絶景スポットです。私が訪れたのは夜なので何も見えませんよ。。

早朝宗谷岬リベンジ

そんなつもりはなかったのに、早起きをしちゃったもんで早朝宗谷岬リベンジを決行。朝8時前だったこともありサイクリング旅行中の若者以外いなかった!正面からしっかりと撮影に成功。

宗谷岬

まだ飛行機まで時間があったので、オホーツク海方面に移動することに、途中、最北端の住宅や最北端の郵便局を横目にひたすら車移動。白鳥でおなじみクッチャロ湖に到着です。白い鳥はいましたが、あれは白鳥なのでしょうか。望遠が欲しいところ。そろそろ帰りの飛行機時間も気になるところなので稚内に戻ります。途中の道の駅さるふつでは、北海道らしいこんな看板がお出迎え。(日ハム)

日ハムの選手たち

クッチャロ湖

最北端スポット稚内駅

最北端尽くしの今回の旅で忘れちゃいけないのが最北端の駅。桃鉄で散々行きました稚内駅を見学です。桃鉄の稚内駅はぐるぐる回れますが、実際は行き止まりでした。電車に乗らずともこのように最北端の線路を見ることができます。

稚内駅

稚内駅は建て替えしたばかりだったらしく、清潔感ある非常に綺麗な建物でしたよ。空港に戻る前の〆はミシュラン北海道で星を獲得したという「はるな家」さん。稚内来て蕎麦を食べるとは思ってませんでしたが、せっかくなので最北端の蕎麦とやらを頂戴することに。なお、稚内感はありませんので念のため。。空港近くにガソリンスタンドがないので、最後に稚内市街地でガソリンを入れて返却。帰路につきました。

稚内で食べたそば

稚内周辺だけであれば1泊2日で周れるものの、もっと南に行ったり、利尻島などに渡る、買い物やグルメを楽しむとしたら全く足りません。北海道旅行は2泊は必要だと感じた弾丸一人旅デビュー戦なのでした。

今回かかった費用

約5万円(お土産除く)
ANAのツアー利用、

・移動距離
360km
稚内周辺のドライブマップ

おまけ

羽田に帰ってきたら北海道展やってて、一部ここでお土産調達しました。
羽田空港の北海道物産展

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