絶好調のIndeedに敵はいないのか?Indeedの強みや外的脅威を考える

情報収集を兼ねて自分にとって関係性が強い会社やサービスについて調べてみようと思います。今回のお題はIndeedです。「♪仕事探しはindeed~」ですっかりおなじみですね。

2014年に出会った当時はオーガニックの検索流入がべらぼうにあり、大手求人広告媒体では拾い切れていない、求人系の掛け合わせスモールワードを総取りしているような検索サービスといった印象(個人的な印象です)でしたが、この1~2年ぐらいで急激に露出を増やしてまして、国内で求人探すなら「まずはIndeedを使う」という方も多くなってきたのではと思います。

Indeedは世界No.1の求人検索サイト

Indeedとは2004年にアメリカで設立された会社で、2012年に現リクルートホールディングス(当時 リクルート)に子会社化された会社です。2018年6月時点でIndeedはユニークビジター数世界No.1として君臨しています。2018年3月期の決算で売上が通期1,976百万ドル(前年比60.7%増)といった規模感を誇ります。

Indeed は世界 No.1 の求人検索サイト1として、毎月 2 億人以上のユニークビジター2を記録しています。求職者を第一に考える Indeed は、求人の検索、履歴書の登録、企業研究の機能を無料で提供しており、日々、数百万人の求職者が新しい仕事を見つけるサポートをしています。 https://jp.indeed.com/about

求人検索に加え、求人登録、履歴書登録といった機能もあるため、Indeedに関連する代行サービスも表れています。Google関連のSEO対策やAdowrds運用代行サービス等を、そのままIndeedに横展開できると思います。ある意味Indeed経済圏です。

データ・ドリブンがIndeedらしさであり強み

IndeedといえばA/Bテストです。経験則や感に頼ることはありません。自分が思うIndeedらしさはこの徹底的にA/Bテストで行っていく点です。そのためプランナーといったポジションがIndeedにはありません。

組織としてのIndeedの大きな特徴の1つとしては、全てにおいて「データドリブン」であること。例えばUIの変更も必ずこのA/Bテストを経ます。そこで効果が認められたものだけを本番環境に反映するんです。デザイナーや技術者の勘に頼った判断をしません。この信念は、いわゆるプランナーと呼ばれるような役職が存在しないことにも表れていると思います。 http://hrnabi.com/2014/05/20/115/

意思決定において、変な経験則が入らず客観的に判断できるのはとても良いですね。

Indeed vs Google

ものすごくざっくり言うとGoogleを求人特化させたものがIndeedです。そのため、Googleがその気になれば求人検索サービスはできます。2017年にはGoogle for Jobs という求人情報検索サービスがアメリカでローンチされています。

Googleが求人情報検索サービスをローンチへ――求人サイトとは協業の意向
https://jp.techcrunch.com/2017/05/18/20170517google-to-launch-a-jobs-search-engine-in-the-u-s/

ここからは自分の考えですが、求人情報におけるクローリング技術は先行するIndeedが一歩進んでいると思いつつも、Indeedをはじめとした求人検索企業が求人票の項目統一化(HR-XMLの活動)を促してきたことにより、Googleからのクローリングもスムーズに進むのではと思います。

加えて、Google for Jobsは求人サイト協業していくとのことで、初期パートナーとしてLinkedIn、Facebook、Careerbuilder Monster、Glassdoorなどが含まれており、対Indeedの姿勢がとてもわかりやすいです。ちなみにIndeedは求人サイトよりも、求人情報元との関係性を最近は重視されているようです。

このようなGoogleの動きや、その他Indeedを取り巻く環境変化もあるので、Indeedとしてはブランドエクイティを高めるべく露出を増やし、求人掲載企業にはIndeedへ直接登録を促進し、求人情報はIndeedを一次情報元にしていきたいのだと思います。採用コンサルやネット広告会社がIndeedの代理店として動くケースも増えていくと思います。

ちなみに、日本の場合Indeedの求人広告は1クリック2桁円で収まるのですが、Googleも同じような価格帯まで落ち着けられるのですかね。求人関連ワードで今のAdwords推奨入札価格はIndeedと比較して高く、人材紹介業や求人サイトでないと広告だせないと思います。求人側がGoogleはオーガニックだけ使用となると、今度はGoogleが商売として成立しなくなります。求人サイトだけならば、既存のGoogle検索で充分です。どうやってIndeedとマネタイズ面で戦っていくのかも注目です。

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