グロースハックって何?

「まーたろう!来月異動だから。今度は解析を主にやってもらうから頼むぞ!」

2013年も年の瀬に近づいていた頃、上司から言われたこの言葉が全ての始まり。1社目に受託系Web広告案件の制作進行を3年、今所属している2社目では自社ポータルサイトの広告企画担当を2年半。そういったキャリアを歩いてきた私にとって解析は腰を据えてしっかりやってこなかった領域でした。

へ!?解析系のことやってなかったの??同業者からそんなツッコミを受けるかもしれません。というのも1社目の場合は解析をするしないはクライアント次第であり、担当したクライアント各社は自社で完結してこちらまで共有されないことがほとんどでした。(担当案件が単発の広告プロモーションが多かったというのも理由かと)2社目でやっと解析ツールを触るようになったものの、せいぜいPVを見るぐらい。それでも部内では一番解析ツールに詳しい人という扱いだったのは今でもナゾですが。そんな状態だったのを見かねてか、我ら大ボスが組織再編をしまして広告企画担当から離れて新設されたチームに配属されました。

担当しているポータルサイトは似たような情報を扱っている他社サイトと比較してもトップクラスのPVを稼いでいます。ほとんどが検索流入。パンダペンギンなんてなんのその。開設してから約10年経つ今でもPVは右肩上がりで成長しています。こんな状況だったら解析もサイト全体のレポーティングと、PVからページ経路の調整提案ぐらいかな〜なんて思っていました。しかし、今まで気にも留めてなかった領域についてメスを入れると大ボスは言い出したのです。

「アクティブ会員」

このポータルサイトでは会員システムをもっています。会員はサイトに対して口コミ投稿ができたりポイントを得ることができたりする”よくある”会員システムです。担当サイトはここが全く機能してません。たしかに入社当時からおかしいとは思っていて、アクティブ会員数を個人的に抽出したことがあります(これがバレてたのか。。)。結果は会員数のうち、0.001%ぐらいしかアクティブ会員になっていない。

もしこれがSNSやソシャゲだったらとっくに潰れている。しかし今まで担当サイトのビジネスモデルでは、アクティブ会員だろうが休眠会員だろうが何ら問題なかった。が、ここ最近のインプ系広告商品が全くクライアントに刺さらない現状に我らサイトも、ついに臭い物の蓋を開けてしまったわけです(ここでアクティブ会員の実態を知り大ボス激怒)。

アクティブ会員を増やす為には、お眠りの会員各位に起きてもらう必要があったり、新たな会員各位に弊社サイトにてログイン状態でキャッキャウフフしてもらう必要があります(サービスに満足していただき末永く使用して頂くという意味)。しかし部署でそんな知見を持っている人がいない!人材不足!だったら育てりゃいんんじゃない?ということで、新しい案件はとにかく振っておけでお馴染みのわたくし「まーたろう」に白羽の矢が立ったわけです。

Webサービスの会員に関することで知っているキーワードは「休眠会員」「アクティブ会員」「アフィリエイト」。これでは白羽の矢が刺さったままで橋の上で仁王立ちしてしまいます。そこでWebをサーフィンしているときに出会った言葉が「グロースハック」。

今までポータルサイト運営でバナー広告等による広告収入を主にしていたのですが、しっかりとユーザーに向き合ってユーザーに愛され、ユーザーに”使ってもらう”。それによってクライアントに看板のような広告とは違う付加価値を提供することで新たな対価をいただく。そのためにもグロースハックのマインドセットを身につけ実践していこう。

この日からグロースハッカーとしての第一歩を踏み出すことになりました。

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