【2015年3月版】リスティングで指名ワードを入札する必要性

指名ワード。自社名や自社サービス名の検索ワードであり、本来であれば最上位に表示されるため、わざわざリスティングでキーワード入札をする必要はないと考えます。ただ、上司への報告の都合上CVに繋がりやすい指名ワードをあえて入札する担当者もいるかと(詳細を問いつめずCV件数のみで費用対効果を判断するタイプの上司)。そのような切羽詰まっていない状況でなくても、私も考え方が変わり、指名ワードを入札するようになりました。

指名ワードに関連する検索ワード対策

指名ワードの単ワードであれば、かなりの確率で最上位表示されますが、そこに何かしらの第2、第3の検索ワードを加えられた場合、必ずしも最上位に表示されるとは限りません。アルゴリズムの変更で良くなってきているものの、今でも世の中には多くの比較サイトが存在しており、公式サイトの上に表示されるサイトがあります。そういった場合はリスティングで対策をする必要があります。見込み客を逃すわけにはいきません。

リスティングを通じてCVにつながる検索クエリを発見し、そのワードで上位表示するようなコンテンツが用意できるまでの繋ぎとして使用するのも良いです。

他社による指名ワード対策

商標に対して厳しくはなっていますが、今でも競合ワードに対してあえて他社がリスティング入札をしてくる場合があります。同業でお互い存在を知っている仲であれば、わだかまりが生まれるため競合ワードを入札してこないケースが多いのですが、顔も見えない競合が時には入札してくる場合があります。リスティングはお金とアカウント、ランディング先があれば入札は可能という開かれた広告プラットフォームです。そんなときは防衛策として入札をしておく必要があります。常に出しておく必要はないですが、いざというときは入札が必要でしょう。

指名ワードへの入札ポリシーは各社それぞれですね。

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