4/4(月)道玄坂ヒミツキチラボにて開催された卒論Nightに参加してきました。
見にきてます!#卒論Night (@ ヒミツキチラボ in 渋谷区, 東京都) https://t.co/qTUSuY9X1t
— あおきま (@woodblu) 2016年4月4日
卒論Nightは、「あの人の卒論、大人になった今でも面白い!」をテーマに4回目を迎えたトークイベント。偶然KAI-YOU.netのこの記事を見てイベントチケットを即買いしました。 サンキュータツオさんのおもしろ論文紹介から始まり、卒業制作で作られたボードゲームの実演、高校の卒業論文で書かれた昔に考えられた鉄道計画がもしできたらという話、もし成功したら将来ノーベル賞取れるんじゃないかと思わせる創薬の話、現役アイドルによるアイドルとゆるきゃらをオーバーラップした考察、読み聞かせで得ることができるメリットや感覚。
他人の卒論を聞く機会はゼミで自分の単位と卒業がかかった状態で聞くケースがほとんどだと思います。そのため、自分の卒業を気にせず留年もかかっていないリラックスした状態で他人の研究結果を楽しくお酒を飲みながら聞くという、貴重な体験をすることができました。
サンキュータツオさんがおっしゃってましたが、様々な分野の研究結果を一つのイベントで聞くことができるのは貴重な機会で、卒論という1人1本書くか書かないかの題材なのでネタに限りはあるものの、これからも末長く続けてほしいと感じたイベントでした。
持ち時間もう少し長いと、もっと引き込まれて楽しいんだろうなと思いつつも、平日夜開催のイベントとなると1人5〜6分ぐらいの持ち時間しか使えないのかも。 個人的には臨海亭東雲さんによる「ここをキャンパスとする」発言にどうでしょうクラスタである私は心打たれました。
そして最後に、今回のイベントでサンキュータツオさん、ゆっふぃーさん、吉村さんの掛け合いの中で出た一番の学びがこちら
余白の感情移入は日本らしさ。ゆるキャラやアイドルも、オタクやファンによって偶像崇拝(余白を埋める作業)され物語が作られる。 #卒論Night
— あおきま (@woodblu) 2016年4月4日
単位欲しさに、”置きにいった”卒論を書いたことを卒業から10年ぐらい経ってから後悔。
登壇リスト&概要
2016年4月4日(月)@道玄坂ヒミツキチラボ
OPEN 19:00 / START 19:30
登壇者01:黛 孝祐さん(武蔵野美術大学 卒業)
卒業制作テーマ『ひみつあそび(ボードゲーム)』
登壇者02:臨海亭東雲さん(早稲田大学本庄高等学院 卒業)
卒業論文テーマ『本庄・伊勢崎周辺の交通の変遷と南本庄駅および上武新線』
登壇者03:桑原 基さん(星薬科大学薬学部創薬科学科 卒業)
卒業論文テーマ『天然打物の全合成研究』
登壇者04:寺嶋 由芙さん(早稲田大学文学部日本語日本文学コース 卒業)
卒業論文テーマ『『物語』としてのゆるキャラ』
登壇者05:こなかわさん(埼玉大学 卒業)
卒業論文テーマ『読書活動の充実に関する基礎的研究〜読み聞かせを中心に〜』