Web運用型広告のトレーディングをしていた方なら共感していただけると思いますが、入札価格が上がっているにもかかわらず、2018年6月はimpが出にくい状況でした。
自社運用かつ自分の裁量でCriteoを使っている私は、全くimpが出ない状況のなか入札価格を日を追うごとに入札価格を上げており、6月下旬の段階ではいつもの入札価格の2倍近くになっておりました。
impも期待どおりになってきた6/29(金)。私はこの設定のまま土日をまたいでしまいました。明けの7/2(月)。impが勢い良く出始めたのですが、いつもの月末月初の荒れっぷりだろうとスルーしました。7/3(火)はさらに勢いよくimpが出ました。impが増えればクリックも増えて予算消化も早まります。
Criteoは月予算上限設定や、月関係ない予算上限設定はできるものの日予算設定ができません。月予算上限設定をしていた私のアカウントは、月初は予算が潤沢にある上限なし状態とも言える状況です。結局、7/3は過去最高の日予算消化を記録しました。7月上旬にも関わらず予算枯渇でキャンペーンが止まるアラートが出てしまい、一気に入札額を下げたため諸々のアルゴリズムがガタガタになるのでした。
web系の運用型広告にもボラリティがありましてね… #期末怖い
— あおきま (@woodblu) July 23, 2018
2018年の上半期末、4月期初の第1四半期末…期末の駆け込みは道路工事だけでは無いのです。入札価格の釣り上げをして、7月第1営業日に入った途端にはしごを外され適正価格が荒れる様子が、株やFXのボラリティそっくりだったのでした。期末期初に気をつけよう。。