大変ご無沙汰しております。毎年のことですがゴールデンウィーク明けから海の日あたりは、日常生活でひぃーひぃー言ってまして、振り替えってテキストを書く行為がおざなりになっております。
職業柄、転職関連サービスや人材紹介業を生業としている方、採用人事担当の方とお会いする機会(市場の話や、転職しませんかのお誘いまで)があります。
説明しにくい自分のスキル(得意領域)
自分の得意領域の話をする際、制作領域に関しては、専門学校からはじまる今までのキャリアパス見ていただけれお察しいただけます(こういう時、会社名や肩書き便利)。一方で、私が生業としているデジタルマーケ領域に関しては、肩書き的にも所属していた会社からも、なかなか見えにくい部分だったりします。
売上がxx%上がったとか、CVRがxx%上がったというアピールも良いのですが、これは、スタート時の状況にもよると思いますしね。。夢のような話ですが、全く手を施していない状態から担当し、予算が天井知らずであれば、物量戦でなんとかなると思いますし。
そんな風にムニャムニャしているなか、デジタルマーケ領域だったらグーグルに精通していることが「この人、基本できていそう。」と思ってもらえると考えた私は、アドワーズの運用代行会社のみなさんが持っているパートナー資格取得を目指しました。
調べてみると、法人向けと個人向けがあるようで、個人向けを無料で受験できるとのことなので、知識試しを兼ねて早速受けることに。今回受けたのがGoogle アナリティクスの個人向け認定資格試験(GAIQ)です。
Google アナリティクスの個人向け認定資格とは
Google アナリティクスの個人向け認定資格試験はGoogle Partners プログラムが提供しているGoogle公式資格です。試験時間90 分で 全部で70 問出題されます。試験に不合格だったとしても7日後に改めて受験ができます。私は個人向けでの受験のため出題範囲は以下の通りです。
Google アナリティクスの個人向け認定資格試験では、Google アナリティクスの基本項目と上級項目に関する問題が出題されます。具体的には、1)プランニングと仕組み、2)導入とデータ収集、3)設定と管理、4)コンバージョンとアトリビューション、5)レポート、指標、ディメンション、といった項目に関する問題が出題されます。
引用元:Google Partners プログラム(ログイン後ページ)
まずは自分の実力試し。4択形式のため、サクサク進んでいきます。初回は30分かからず終わりました。
使ったことがなく、仕組みを知らない機能があった
試験結果は、70問中55問正解(正答率78%)不合格!
あと1問正解できていれば合格だったのに・・・
どこが間違えてたのか教えてくれない点がGoogle先生らしからぬ「非ユーザーフレンドリー」ですが、明らかに勘で回答していた部分があるので、そこを重点的に勉強していきました。毎日Googleアナリティクス触ってますが、使わない機能もたくさんありますからね。
自分は日常でカスタムレポートを使っておらず、次の試験までにGoogle謹製の解説動画やヘルプページ、Googleアナリティクス関連本の最新版を読み直しました。
そして迎えた7日後の2回目。無事に合格しました。
Googleアナリティクスの基礎知識が身に付きます
この試験はGoogleアナリティクスの指標、定義、カスタマイズの知識を習得することはできるので、オペレーション上の必要な基礎知識が身に付きます。ただ、この試験に合格したからといって、解析屋としての実務能力が認定されるものではないです。どうやったらCVRが上がりますか?トラフィックが落ちている原因は何でしょうか?といった問題は出題されません。(どの指標を確認すれば良いですか?という設問はありましたが)
この試験を通じて、Googleアナリティクスでできること、できないこと、仕様の確認が自分の中でできたのは良かったです。
こんな感じでLinkedinでドヤッってます。
おまけ
どうやったらWebサイトのパフォーマンスが上がるのかに関しての認定をお求めの方は、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が実施している「ウェブ解析士」の方が、より実践的な知識や技術が計れます(なお、こちらは有料です)。