【2015年3月版】GoogleAnalyticsを初めて導入するときに設定しておくこと

無料(データをGoogle様に献上していますが)かつ高機能で、どんどんバージョンアップをしていくGoogleAnalyticsで、導入直後に設定しておけば良かったと思うことをまとめました。なお、機能追加やバージョンアップがあるため2015年3月1日時点というをご留意ください。

トラッキングコードの埋め込み前に

Web担当者だからといって元々制作をしていた方は少ないと思います。広告広報マーケティング関連部署に所属していてWebも担当しているといったケースもあれば、若いからとか詳しそうだからという理由で押し付けられる方もいると思います。

制作経験がない人にしてみればHTMLを見てもそっ閉じをしたくなる方が多いかと。Googleではまれに仕様変更やカスタマイズの幅が広がったりするため、その度トラッキングコード入れ替え作業をするのは億劫です。
とはいえ、代理店さんや制作会社に依頼をするとなるとコストがかかる。そこで、最低限の苦悶で済むように一元管理しつつ、トラッキングコードだけを触れるような仕組みを構築しておく必要があります。

一元管理の方法

現在一般的になりつつあるのが、googleyahooが提供しているタグマネージャーを利用するすることです。安易な導入に関して賛否両論ありますが、非IT系の人でも簡単に操作が可能で、GoogleAnalytics以外のタグも簡単に追加することが可能になります。

タグマネージャを利用すれば、サイト解析、リマーケティングをはじめ、さまざまな用途のタグの追加/更新を、マーケティング担当者が簡単に行うことができます。作業はクリック数回で完結し、IT スタッフの手をわずらわせる必要はありません。

引用元:Googleタグマネージャを利用するメリット

タグマネージャーの導入が難しい場合は、プログラムで解析タグを表示させるインクルードファイル(モジュール)を作るのも手です。大型サイトでよく見かける手法ですね。

先に設定しておきたいこと

・プロパティ設定で「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポートの有効化」をオンにする

・プロパティ設定で「ウェブマスターツール」と関連づける

・プロパティ設定で「AdWordsリンクグループの設定」をする

・プロパティ設定で「業種」を設定する

・レポートビュー設定で「ボットのフィルタリング」にチェックを入れる

・内部トラフィックの除外

・ビュー設定で「目標」設定する

なぜ先に設定しておくと良いのか

設定しなくてもトラッキングコードをいれておけばアクセス数の集計は可能です。ただ、属性や業種設定はターゲットユーザーとのギャップを測るのに最適(Googleによる予測になるため必ずしも正ではない)ですし、ウェブマスターツールとの関連はどういった検索キーワードで表示されているかをアナリティクスと同じ画面で見えるのは便利です。

Adwordsも入札は管理画面やAdwordsエディターを使用する必要がありますが、解析はアナリティクスで見た方が一元的に見えて楽です。

ボットのフィルタリングや内部トラフィックの除外は後々除外した際にトラフィックが激減して上司が鬼の形相で詰めてくるのを事前に避けることができます。

最後に「目標」設定はサイトのゴールとなるページに何ユーザー訪れたかをわかりやすくするための設定で、例えば、検索から何ユーザーがゴールページに到達したかを確認する際に楽になります。問い合わせや購入など、俗にいうコンバージョンを目的としたWebサイトを雲影している場合は、ぜひとも設定しておきましょう。

photo by: Will Marlow (CC BY-NC-SA 2.0)

photo by: Will Marlow (CC BY-NC-SA 2.0)

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