コミケvsCDJ 年末の東京湾2大イベント動員数を比較。どうしてこうなった。

どうしてこうなった

カウントダウンイベントとしてすっかり定着した「COUNTDOWN JAPAN」。2012年末は幕張メッセで28日〜31日と4日間かけて開催された一大音楽フェスティバルです。一方、同じ東京湾岸で行われた年末のイベント「コミックマーケット」。すっかりコミケとしてtwitter上ではちょっとしたお祭りとなるイベントですが、こちらは東京ビックサイトで年末3日間開催されます。会場の規模と日数を考えれば断然COUNTDOWN JAPANの方が動員数を誇るかと思いきや動員数を調べてビックリ。

COUNTDOWN JAPAN 12/13(会場:幕張メッセ)

2012年12月28日〜31日の4日間で約16万人。

コミックマーケット C83(会場:東京ビッグサイト)

2012年12月29日〜31日の3日間で約55万人!?

コミケに関してはオタクといった先入観があったりもしますが、冷静に考えれば日本が誇る?ポップカルチャーという括りになるかと思います。なんだこの差は。。この比較はおかしい、コミケは行くだけであれば無料じゃないかというツッコミも、もちろんあるかと思います。たしかに会場に行くだけであればコミケは無料です。ただ、コミケで流通する金額は戦闘機が買えるぐらいと揶揄されているぐらいなので、なんだかんだで参加者はお金を使っていることが言えます。

コンテンツにお金を使う人が少なくなったなんて言われますが、使われているところではちゃんと使われている。熱心なファンだからお金を使うという理由だけではないと思うんですね。COUNTDOWN JAPANに出演しているミュージシャンにだって熱心なファンはいると思いますので。ちゃんと調べているわけではないのですが、コミケの方が財布の紐がユルくなる状況をイベントとして意図したわけではないけど自然にできあがっているのかなと思います。しかも、もしコミケが入場料を取っているようなイベントだったらここまでの動員数を誇るようなイベントにはならなかったのかな。コンテンツビジネスを考えていくうえで、マネタイズのヒントになりそうな気がします。著作権問題とか脅迫騒ぎは別として。

動員数だけで見れば会場逆でしょと思い、ざざっと調べてみましたが今さらこの2つのイベントの会場が入れ替わってもしっくりこないので、このまま末永く続けて欲しいなと切に願います。はい。

参照記事

15万5000人参加!10年目「CDJ」大盛況のうちに終幕

これがコミックマーケットだ!コミケのすごさが簡単にわかる人気ツイート集

3日目は過去最高の21万人! コミケ83のコスプレ美女をご覧あれ

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